膝の痛みの原因や症状とは?過度な運動や体のねじれに注意

年齢に関係なく起こる膝の痛み・不快感。
痛みが長く続いたり、左右の膝が順番に痛むなど、厄介なことも少なくありません。

痛みが強かったり、日常の動作ができなかったりすれば、早く専門医に診てもらう必要があります。決して素人判断や我慢をしないように。

ここでは、どのような状態で膝のトラブルが起きるのか考えてみましょう。

 

膝の使いすぎと急な過度な運動

膝痛

仕事やスポーツで、歩く・走る・座る・立ちあがる・しゃがむ・飛ぶ・急な動作・などが多く極端に膝を酷使する人は、膝の使いすぎないようにしましょう。

膝の曲げ伸ばしをする動作で関節に負荷かかると、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)とがこすれます。
膝を動かす回数が増えるほどたくさんこすれて、骨の先端をおおっている軟骨がすり減ってゆきます。使いすぎると疲労がたまり、筋肉や関節に炎症が起きて痛むのです。

運動前後のストレッチ不足や運動中の急な無理な動作で、スポーツ外傷やスポーツ障害を起こさないように注意が必要です。
また、疲労骨折や剥離骨折を起こす危険もあります。

 

関節軟骨の疾患(変形性膝関節症)

関節は骨の端には、クッションの役割と関節の表面を滑りやすくするための軟骨があります。
関節に負荷がかかりすぎると、軟骨がすり減り骨の間が狭くなり、ついには骨が削れてトゲトゲ(骨棘)ができます。
とても痛いようです。水もたまり歩くのも困難になります。
長年の膝の使い方にも、その要因があります

 

O脚・X脚や膝や身体のねじれ

腰や骨盤、股関節周りのねじれによってO脚やX脚になってしまった場合、O脚では膝の内側へ、X脚では膝の外側へ負荷がかかりやすくなり、膝関節の変形や炎症に発展することがあります。
膝にかかる圧力が片側に集中するため、軟骨が傷つきやすいのです。

身体のねじれは、体の癖や同じ動作の労働、身体を動かすことが少なく筋肉の緊張が強いなどで引き起こされるとも考えられます。

 

 

膝にとって良くない習慣

猫背

腰椎や骨盤もゆがませ、腰痛・股関節痛・膝痛に。背骨のS字カーブがなくなり、骨盤がゆがみ股関節に負荷がかかり、股関節痛・膝痛・腰痛に。

横すわり・割座・椅子で足を組む

習慣的にこの動作を続けると、脚の軸方向のねじれが大腿骨で起こり、膝関節に負担がかかります。

肩掛けバック

左右どちらか一方に掛けることがおおいので、左右のバランスが崩れ歪みが膝まで及びます。

足に合わない靴・用途に合わない靴・サイズの合わない靴などは膝への負荷が高くなります。

階段

適度な負荷での登り降りは筋肉をつよくしますが、仕事などで階段を駆け下りが激しい、あるいは重いものをもって階段を降りる場合は膝の負担が大きくなります。

正座と和式トイレ

一般に良くないとされますが、元気な人の正座20~30分まで、和式トイレはかえってトレーニングとして良いです。ただし膝痛のある人はひかえてください。

 

悪い姿勢の例膝のトラブル

 

筋力不足・筋肉の衰え・肥満は膝に悪い

膝は腿の筋肉(大腿直筋)で守られています。
膝のお皿を覆ってかばってくれてるのです。

運動不足や高齢で筋肉が貧弱になると、筋肉が支えきれなくなり膝を保護できなくなります。
膝は前後に曲げるための関節なので、膝の横揺れやねじれは負荷がかかります。

また、膝は全体重を支えているので、肥満になるとたいへん。
肥満になると運動不足になりやすく、肥満→運動不足→膝痛の悪い連鎖に陥らないようにしたいものです。

 

こんな症状に注意

  • 膝や膝裏に違和感がある
  • 最近つまづきやすくなった
  • 朝寝起きにこわばっている
  • 膝を曲げ伸ばしするとき、 きしむ音がする
  • 正座をすると膝が痛い
  • 歩き始めは膝が痛むが、しばらく歩くと痛みはなくなるか軽減する

こんな不快感をかんじたら、早めに対処しましょう。
膝関節はとても働き者でデリケートなんです。

膝関節に負荷をかけて、軟骨をすり減らしたり炎症を起こしたりしないでくださいね。
そのためにできることは、正しく関節を使うこと、疲労しないこと、筋肉を増やし適切な正しい使い方をすることです。