寒くなるにつれ、冷えが辛かったり、肩が張ったり、風邪を引きやすかったり不調がでてきやすいですよね。
寒い冬を快適に過ごすため、血行不良を改善しませんか。

手をブラブラするだけの運動『スワイショウ』をご紹介します。
スワイショウは中国の伝統的健康法で何千年も前から受け継がれている健康法、養生法の一つです。

簡単でどこでもできる手振り運動『スワイショウ』にはいろいろな効果が期待されています。

体の不調を起こしにくい、免疫力・自然治癒力の高い身体を維持できれば、快適な一生を送ることができますね。
ご一緒にスワイショウにチャレンジしませんか。

実技編はこちらで解説しています。
関連記事: スワイショウ(手振り運動)のやり方

 

スワイショウとは

スワイショウ

「スワイショウ」とは中国語で、手を捨てるようにポーンと振るという意味で、簡単に言うと「手を振る」ことを指します。

中国伝統のとても簡単な健康法で紀元前からの伝統のあるとか、1500年前の禅宗の開祖達磨大師が残した達磨易筋経の中に健康の秘儀に記されているとか言われています。

振り子のようにただ腕を振るだけですが、5~30分正しい姿勢で行うと全身に有益な効果が期待される功法です。

初心者は運動時間が5分を目安に、慣れたら30分くらいまで少しずつ伸ばしていきましょう。
縦方向と水平方向の2種類の振り方があります。

毎日の身体の調子を整えたり・疲れとりに用いたり、武術や気功法の基本体操としても行われます。
中国では健康法として毎日欠かさず行っている人も多く、もっともポピュラーな運動です。

軽運動なのに全身の血行が良くなり、身体の深部に刺激を与え、内蔵の病気にも効果があるともいわれています。

 

 冷え症の改善には「手振り運動」で血行促進!

スワイショウは、冷え性の改善にも効果があるんです!

振り子のように腕を振るだけです。それだけで全身に血が行き渡り、心身がリラックスして免疫力が高まります。

血行不良が起こると全身にいろいろな不調がおこり、しいては病気にもなりかねませんね。
中医学(漢方)では身体の中を、「氣・血・水」が巡っていて、これらが滞ると不調、つまり病気や未病に状態になると考えられています。
ちょっと大雑把な言い方ですが、氣とは命のエネルギーのようなもの。
血はわかりますね。赤い血です。
水は血以外の水分。

氣・血・水が、いい状態で体の中を滞り無く巡っていると『免疫力・自然治癒力の高い身体を維持している=病気になりにくい健康な身体』という考え方が2000年前に確立してるんです。病気ではないが病気に近い状態のことを、中国あるいは中医学(漢方)では「未病」といいます。
そして、未病にならないよう病気にならないよう日頃から身体のケアをしておく、というのが一番の健康法であり予防医学なのです。

未病の伝統的考え方には下記のような状態があてはまります。

  • 健康と病気の間(病気ではないが健康ではない)
  • 自覚症状があるが検査結果が正常
  • 検査結果が正常でないが、自覚症状がない

ここでは、古くから現在まで、中国で行われている身体ケアの一つの方法スワイショウをご紹介します。
スワイショウを一日300回ほどを目安に毎日続けると、血行が良くなり老廃物が流れ、風邪をひきにくくなったり冷え性が改善されたりという効果が報告されています。

一日300回するのは、ちょっと億劫な人もいるでしょう。
始めて間もない頃は、疲れそうだったりめげそうであれば、自分のできる回数だけでいいのです。
たった一日6分あまり、テレビを見ながらでもいいですし、散歩の途中でも良いのです。

一回につき50回でもよいです。
一日5~6回すれば一日300回できますね。
50回でも1分あまりで終わってしまいますので、仕事の合間に一回、トイレに立って一回、もちろん朝起きた時や寝る前に一回という感じで焦らず怠らず少しづつ。。。

身体の中からポカポカな感覚を味わうことができることでしょう。

そして、300回ができるようになったら、400回、500回と回数を増やしていくと、1000回が楽にできるようになります。
人によって感じ方は変わりますが、一日1000回できると、熟達者の感覚を味わうことができる日がくることでしょう。

 

縦のスワイショウ

 

 

スワイショウが冷え性に効果的な理由

スワイショウは力を抜いて肩を下げ、まるで宇宙からぶら下がっているようば感じで、腕をブラブラさせるのです。

慣れてくると言いようが無い気持ちよさで幸せになります。
決していっしょうけんめい頑張ってする運動ではありません。

一言で言うならば、動くストレッチ!

ストレッチすると血行が良くなりますよね。
毛細血管が開き全身に血が流れるからです。

スワイショウをすると、胴体部分が捻られたりインナーマッスルが緩んだりして、体温センサーが刺激され抹消の血流を促します。身体の内部の血液の循環を良くなれば全身に血が行き渡り、リンバ液や細胞間の水分も動き、溜まった老廃物も流しポカポカな身体をつくります。

肩の回りのインナーマッスルも動き筋肉の緊張がほぐれ、あわせて心の緊張も次第になくなります。アルファ波やエンドルフィンが多くなり、心身ともにここちの良い状態になります。

 

なぜ手を振るだけで足が温まるのか、というメカニズムはおわかりいただけたでしょうか。

一番の秘訣は、毎日続けること。
どうぞ暖かく冬をすごしてください。